こんにちは!こんばんは!おはようございます!
今回記事を書かせてもらうアニメーターの【わっさん】です!
アニメーターである私が何かエンジニア的なUnity的な…
何か話せることはないかと考えたのですがあまり記事では見かけない
”演出”を作るCinemaDirectorのご紹介をしたいと思います!
CinemaDirectorとは?
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/19779
Unityのアセットになります!
下記、アセット説明文抜粋
カットシーンやシーケンスを作れるビジュアルエディターの Cinema Directorであなたの想いを形にしませんか
Cinema Directorは Unity用のTimeline Editorのモジュラーです。 ゲーム開発者、映画プロフェッショナル、マシニマの達人が、シーケンスやすべての Unityの Game Objectと関連プロパティをコントロールできるので、カットシーンやゲーム内のシーケンスをスクリプトを書いたりプログラミングすることなく作れる夢のようなツールです。
簡単に言うとUnity上でタイムラインを使ってカメラ・エフェクト・モデルなどを自由に動かそう!
という感じです。操作感覚はAfterEffectに近いです。
ちょっと興味湧いてきたでしょ…?
ということで早速CinemaDirectorの公式ムービーを見てもらいましょう
上記の動画を見てもらえばすぐにどんなことができるかがイメージできると思います。
実際にどう使用したのか?
いくら”演出(カットシーン)”がつくれる。と言っても
- どこで使うの?
- どういう場面で役立つ?
- 導入のメリットはある?
などの疑問点があると思います。
それぞれ実際に使っての見解を説明したいと思います。
どこで使うの?
ここは本当に演出です!
必殺技・ゲーム中でのカットを差し込むシーン
スキル攻撃 などなど。
特別にゲームの画面から遷移して操作を要しない様な
シーンを作る時に使用します。
どういう場面で役立つ?
アニメーターがUnityでも支障なく演出がつくれます!
特に便利なのがプロパティの数値をカーブ設定で操作できることです。
更に重要なのがタイムラインエディター上でという点です。
エフェクトはもちろんのこと、カメラ設定、カメラの切り替え、メカニムのモーション設定などなど
イベントを仕込めば様々な動作をタイムラインエディター上で思うままに動かせるのです。
導入のメリットはある?
確実にあると思います。
カットのシーンがなくシームレスに進んでいくようなゲームであれば
検討は必要ですが…^^;
特にアニメーターが演出を考える上でUnity上で簡単に操作できると
考えると勉強のコストも低いですし。
何よりとっつきづらいUnityのオブジェクト指向な作り方から脱却できる!(気がします…w)
簡単な憶測ですが…
Unity上でムービーを作れとアニメーターに指示してもちんぷんかんぷんだと
思いますが…
アニメーターにタイムラインエディターを見せれば基本的に触れないことは無いと思います!(苦笑)
使い方については下記のDocumentationをご覧ください!
英記ですが画像付きで解説されているのでわかりやすいかと思います
http://www.cinema-suite.com/Documentation/CinemaDirector/CinemaDirectorDocumentation.pdf
なぜCinemaDirectorを紹介したの?
割りとコレが一番言いたかったです。
それは…
Unity公式でタイムラインエディターを2016年に採用するそうです!(beta版)
下記、リンクが実際のUnite2016で行われたプレゼンデータになりますので
是非ご確認を!
http://japan.unity3d.com/unite/unite2016/files/DAY2_1500_Room1_AndreaneMeunier.pdf
Unityでの表現の幅がどんどん広がっていきそうですね!
これからの情報公開を待ちましょう!