本記事は、サムザップ Advent Calendar 2020 #2 の12/1の記事です。
今年も残り1か月、早いもので12月となりました。
12月と言えばアドベントカレンダーの時期ですね!
サムザップでは、今年も社員エンジニア全員参加でアドベントカレンダーを(参加者が多いので2つ!)開始しています。
Engineering Blogとは違い、普段の業務とは関係のない技術も含め幅広く書いていく予定なので、見てもらえると嬉しいです。
qiita.com
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さて、約半年前にエンジニアが目指すべき理想の状態と、その重要な要素をまとめた「Sumzap Engineering Vision」を作りました。
約半年で様々な取り組みができたので、今回は、この半年を振り返ってみようと思います。
目次
はじめに
弊社エンジニア組織は、Sumzap Engineering Vision として「情熱のゲームづくり集団」を掲げています。
そして「情熱のゲームづくり集団」とはどのような集団なのか、重要な要素を5つ定めています。
Sumzap Engineering Vision については以前の記事をご覧ください。
tech.sumzap.co.jp
この約半年間、Visionを実現するために様々なことに取り組んできました。
今回は、その中のいくつかを紹介させていただきます。
プロジェクトを超えた技術知見の共有
サムザップでは、現在、複数のゲームタイトルを運営、新規開発しています。
タイトルが増え、規模が大きくなるにつれプロジェクトを超えた技術知見の共有が難しくなります。
よって、意図的に知見共有の場を用意し、この半年は共有を強化してきました。
- Unity共有会
- サーバーサイド定例
- サウンド知見ミーティング
- エンジニアランチLT会
などなど
次世代のリードエンジニアを増やす取り組み
次世代のリードエンジニアを作る目的で、Next Lead Engineer Programという取り組みをしてきました。
若手エンジニアを中心に技術のインプット&アウトプットをするというものです。
気になる技術の勉強や新技術のリリースノート輪読会などを行い、その学びをLT会で発表、社内コンフルで展開などしました。
半年で100を超えるアウトプットを出すことができ、若手の成長に繋がりました。
積極的な発信
Visionの5つの要素の中に「積極的な発信」がありますが、この半年で多くの発信をすることができました。
イベント登壇
発信といえばイベント登壇です。
コロナウイルスの影響により、イベントの開催が難しい時期ではありましたが、半年で3つのイベントに登壇することができました。
ゲームインフラ運用・開発メソッドLT大会!- AWS, Kubernetes, Jenkins -
「戦国炎舞 -KIZNA-」で行ったAWSのコスト最適化の話AWS Summit Online Japan 2020
『このファン』におけるマネージドサービスドリブンなアーキテクチャへの挑戦CEDEC 2020
AirtestとPocoとOpenSTFによるUnity製スマートフォン向けゲームの実機自動テスト環境構築とその利用方法
社内LT会
サムザップでは、毎週火曜のランチタイムにエンジニアLT会を行っています。
この半年も、多くの発表がLT会にて行われました。
こちらについては、以前の記事で詳しく取り上げています。
tech.sumzap.co.jp
エンジニアブログ
このブログになります。
ブログ自体は以前からあったのですが、この半年の間にリニューアルを行いました。
そして、より質の高い記事を公開することに注力してきました。
tech.sumzap.co.jp
YouTubeへの出演
大人気エンジニアYouTubeチャンネル「KENTA / 雑食系エンジニアTV」に弊社エンジニアが出演しました。
YouTubeは弊社としても新しい試みでしたが、多くの方に見てもらうことができ良かったと思っています。
youtu.be
youtu.be
オープンコミュニケーション
Visionの5つの要素の中に「オープンコミュニケーション」があります。
自身の取り組みや悩みを周囲に伝えることができ、また、周囲の取り組みや悩みを把握できる状態をめざすというものです。
エンジニア目標のオープン化
サムザップでは半年に1回、個人ごとに目標を作り、その目標の進捗によって評価をしています。
今までこの目標は、本人とその評価者のみが知っている状態だったのですが、これのオープン化を徐々に進めています。
エンジニア以外の職種も含み、各エンジニアが何に取り組んでいるかが分かる状態になることで、より成果が出やすい環境になると考えています。
エンジニアマネージャー定例
各エンジニアの育成や、エンジニア体制の構築をもっと組織的にやっていくことに取り組んでいます。
目標のオープン化とセットで、目標の進捗(特に次期リーダー候補などのキーマンの目標)を定期的にマネージャーで追い、組織全体で育成することを強化しています。
最後に
まだVisionを作って約半年ですが、Visionを作ることでエンジニアの共通認識ができ、取り組みのブーストができたと感じています。
この記事を通して、弊社のエンジニア組織について少しでも伝わっていれば嬉しいです。
Visionに向けた取り組みの進捗や成果は、今後もブログで定期的に紹介できればと思っていますので、お楽しみに!
そして、明日のアドベントカレンダーは @KoniroIris さんの記事です。
こちらもお楽しみに!